その他の学校行事

  • 2022年04月13日(水)

    部活動紹介が行われました

    4月9日,中高生徒会執行部が中心となって,新入生に向けて部活動紹介を行いました。

    新入生は,中高合同で活動している部や宇宙部など,楠隼独自の部活動に興味津々で話を聞いていました。

    先輩方は話し上手で,笑いありの面白い紹介が相次ぎました。

    実践や作成した映像を披露する部もあり,自然と拍手が起こる素晴らしい部活動紹介になりました。

    新入生が,部活動で充実した学校生活を送ることを願っています。

    剣道部

    剣道部

    バスケ部

    バスケ部

    音楽部

    音楽部

    美術部

    美術部

    宇宙部

    宇宙部

    弓道部

    弓道部

     

  • 2022年04月07日(木)

    4月6日新任式・始業式

    新任式
    新任の先生方の挨拶
    校長先生をはじめ,12人の新任の先生がそれぞれ放送で挨拶をしました。対面での実施ではないため,生徒は顔が分からなかったと思いますが,これからの授業やその他の学校行事を通して,すぐに親しくなっていくと思います。新任の先生方は楠隼に新しい風を吹き込んで,新たな楠隼の歴史を共に築いていただきたいです。

    始業式
    徳留校長が次のような式辞を在校生に行いました。

    令和4年1学期始業式 校長式辞

     今年4月から校長として赴任しました德留敏郎と申します。
     これからどうぞよろしくお願いします。

     さて,令和4年度が始まりました。
     この春休みにご家族の元に帰ってゆっくりできましたか? 新しい学年ではどんなことを頑張ろうと思って帰寮しましたか? 勉強や部活動など,それぞれが心に期する,何らかの思いをそれぞれ持っていることと思います。
     来年3月の卒業式や修了式の日にこれから始まる1年間を振り返った時,納得のいく成果を残すために,そして満足のいく自分になれるよう,今日は私から2点,皆さんに提案をします。

     1点目は,何かの選択に迷ったら,敢えて厳しく,そして難しい道を選んでみてください ということです。
    新約聖書に出てくる言葉に,「狭き門より入れ,滅びに至る門は大きく,その道は広く,これより入るものは多し。」というものがあります。また,鹿児島に古くからある言葉にも「わけうちん苦労はこてでんせえ」という言葉があります。標準語的に訳すと「若いうちの苦労はお金を払って,買ってでもやりなさい」という意味になります。
     人間誰しも楽をしたいもの です。できることなら,楽をして物事を達成したいものです。しかしながら,その道は滅びに至るのです。たとえ,きつくても来年,あるいは数年,もしかしたら数十年後の自分に必ず生きてくると信じて,あえて厳しい道を選んでみてください。
     例えば,勉強のことに関して言うと,楽して成績が上がることはありません。先生たちからは難しい宿題や厳しい言葉かけをされるかもしれません。きつくてもそれをこなしていくことこそが将来の皆さん自身の栄光につながるはずです。先生たちの指導を信じて,きつい勉強を頑張ってみてください。
     皆さんの側には,同じ志を持ち,同じ苦労や壁に立ち向かう友人がいます。どうやってその苦労から逃げるか,ではなく,友達とどうやってその苦しいことを克服するか,一緒に頑張ってください。

     2点目にお願いしたいのは,校訓にある「至誠」についてです。このことは,明日の入学式で中学,高校の新入生にもお話しします。
     みなさんもご存じのように,これは中国の古典「孟子」の中にある,「至誠にして動かざるものは,未だこれ有らざるなり」という言葉に由来しています。どんなに賢くても,理にかなっていても,この上なく誠実でなくては人を動かすことはできないという意味です。「至誠」を有する人間となるために,皆さんには「人の痛みが分かる人間,他人が喜ぶことを率先してやろうとする人間になってほしい」と思います。
     世界に目を移すと,ロシアによるウクライナへの武力侵攻,また身近なところではいじめの問題や他人への誹謗中傷など,弱者を狙った「自分さえ良ければ良い」、「他人のことなど気にしない」というような出来事が起こっています。
     「人の痛みが分かる」とは,人の立場に立って、その人にどう接すれば良いか、誠意を持って考えることです。自分の周りにいる友人,家族,先生方,寮のスタッフの方々に対して,そのような考え方で皆が生きる時、社会は優しさにあふれたものになり,皆さんの学校生活もより過ごしやすくなるはずです。それこそが校訓にある「至誠」の目指すところです。

     「狭き門より入る」,そして「人の痛みを理解し,他人が喜ぶことを率先してやる」,なかなか簡単にはいかないかもしれませんが,この2点をしっかりと頭に入れて,「来たるべき日のために」有意義な1年間を過ごしてください。

     私たち教職員一同,精一杯皆さんを応援します。
     今年1年どうぞよろしくお願いします。

     

     

  • 2022年04月07日(木)

    第8回入学式を挙行しました

    令和4年4月7日,鹿児島県立楠隼中学校・高等学校第8回入学式を挙行しました。

    新型コロナウィルス感染対策のため,参加できる保護者の人数を制限し,式次第も簡略化した上での挙行となりました。

    今年度は中学生60人,高校生52人,計112人の生徒が入学しました。

    真新しい制服に身を包み,初々しい様子の中学生や,新たな決意を胸に入学した高校生の表情は,新しい楠隼生としての自覚や希望に満ちあふれたものでした。

    中学生入場

    中学生入場

    中学生整列

    中学生整列

    中学生代表

    中学生 生徒代表誓いのことば

    高校生呼名

    高校生 新入生呼名

    高校生代表

    高校生 生徒代表誓いのことば

    校長

    校長式辞(内容は以下の通りです)

    式辞


    春の風がうららかに色とりどりの花をそよがせ、海に山に新たな生命の力を感じるこの佳き日に、鹿児島県立楠隼中学校・楠隼高等学校 第八回入学式を挙行できますことを、校長として心から感謝申し上げます。
    ただいま、入学を許可しました中学校六十名,高等学校五十二名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
    中学校に入学した六十名の皆さん,これまで約十二年間、一緒に過ごしてきたお父さんやお母さんのいるご家族の下を離れ、全寮制であるこの楠隼中学校で学ぶことを決めた皆さんの勇気と決意に,まずは敬意を表します。
    次に,楠隼中学校から高校へと歩みを進めた四十七名の皆さん。皆さんは、義務教育を終え、今日からはそれぞれの意志と強い決意を持って学ぶ覚悟を持たなくてはなりません。その覚悟を、決して妥協することなく、自らの目標に結び付けて追い求め続けてください。皆さんは楠隼四年目。この学校を知り尽くしているベテランでもあります。これまでの経験を、新しい友人や後輩たちのために活かすことにも力を貸してください。
    また,高校から新たに仲間に加わった五名の皆さん。楠隼中学校で三年間を過ごした友人関係の輪が既にできている中に飛び込み、新たな人間関係を築こうという相当な覚悟を持って入学してくれたことと思います。皆さんのその思いを私たちはしっかりと受け止めています。
    新入生の皆さんのそれぞれが、出身地はもとより、慣れ親しんできた言葉も、思い出の風景も、そして将来の夢も異なりますが、これからこの楠隼校で同じ時を過ごし、理想の自分を実現する一歩を踏み出すために、本日は本校の校訓についてお話しします。
    本校の校訓は、「大志・叡智・至誠」です。
    まず、「大志」について、皆さんの夢は何でしょうか。エンジニア、医者、起業家など、いろんな夢があると思います。夢を持つこと、つまり大きな目標を持つことは、これから先の皆さんのエネルギーとなります。今は漠然としたものであっても、途中でその夢が変わっても構いません。周りにいる友人たちと大いに夢を語り合い、そして切磋琢磨し、皆さんの人生の大きな目標をこの6年間または3年間で見据え、目標に向けた一歩を踏み出してください。
    そして、その大きな志を実現するためには、日々の努力を重ねることが必要です。校訓に掲げた「叡智」とは、「物事の本質を見て、賢く物事を判断することができる、深く優れた知恵」のことです。日頃の勉強で様々な知識を得ることはもちろん大切ですが、物事の本質を見ようとする姿勢、深く優れた知性の獲得に,是非取り組んでほしいと思います。そのために、部活動や寮生活、そしてこの肝付の地で行われている様々な地域・伝統行事にも積極的に参加するなどして、多くの経験を積んでほしいと思います。
    校訓の3つめ「至誠」についてです。これは中国の古典「孟子」の中にある、「至誠にして動かざるものは、未だこれ有らざるなり」という言葉に由来しています。どんなに賢くても、理にかなっていても、この上なく誠実でなくては人を動かすことはできない,という意味です。「至誠」を有する人間となるために、皆さんには「人の痛みが分かる人間」になってほしいと思います。世界に目を移すと、緊迫するウクライナ情勢,また,身近なところではいじめの問題や他人への誹謗中傷など、弱い者を狙った,「自分さえ良ければ良い」、「他人のことなど気にしない」というような事件をあちこちで耳にします。中国のことわざに「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」という有名な言葉がありますが、自分がされたくないことは勿論のこととして、社会には、自分がされて許せることでも、相手にとっては許せないことが多々あります。「人の痛みが分かる」とは、人の立場に立ってその人にどう接すれば良いか、誠意を持って考えることです。そのような考え方で皆が生きる時、社会は優しさにあふれたものになるはずです。皆さん、この学校で是非そのような生き方を心がけてください。それこそが「至誠」の目指すところです。
    さて、保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。本日から六年間または三年間、皆様のお子様を本校にてお預かりいたします。家を離れ、寮で過ごすということは、ある意味,お子様たちが「親離れ」を果たすことにもなり、これまで心からの愛情を注がれた保護者の皆様にとっては寂しさも禁じえないこととは存じます。とはいえ,まだ成長期にあるお子様たちです。お子様方から、悩み相談などもあるかと思います。そのような時は、是非寄り添って悩みを聞いてあげてください。また、時には背中をそっと押してあげてください。いつかは、お子様方は自らの目標に向け,自らの足で駆け出さなくてはなりません。お子様の持つ強さを信じ、温かく見守っていただければと存じます。
    この肝付の地は、海山に囲まれた大自然と、JAXAに代表される最先端の科学とが共存する、世界でもユニークな魅力溢れる土地です。そして何よりも、この土地に住んでおられる地域の皆様のお人柄、そして教育に対する御理解は、本校のかけがえのない財産です。私たち楠隼の職員は皆様のお子様方を、この肝付の地でしっかりと教え育ててまいります。
    結びに、新入生の皆さんのこれから始まる中学・高校生活において、勉学や部活動、寮生活で互いに切磋琢磨しながら、生涯の良き友と出会い、尊敬できる人生の師に巡り会えることを願うとともに、皆さんが今日の熱い思いを忘れずに、これから有意義な学校生活を過ごされるよう心から期待し、式辞とします。
    令和四年四月七日
    鹿児島県立楠隼中学校・高等学校
    校長 德留 敏郎

    高校生退場

    高校生 退場

  • 2022年03月22日(火)

    中学一年生,性教育講話で「多様な性」についてについて学びました。

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    3月17日の7校時,中学1年1組・2組合同で性教育講話を行いました。

    授業は1組担任の寺原教諭と2組担任の田中教諭によるティームティーチングで行いました。

    授業ではトランスジェンダーの方のインタビュー動画などを視聴し,本人の悩みや,周囲の人の支えなどを知ることができました。

    大切な家族や友達が自分の体と心の異なる性別についてカミングアウトしたとき,自分はどのような行動ができるか,生徒は自分のこととして考えました。

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    生徒は,「相談を受けたら深刻に受け止めてしまうかもしれないけれども、特別なことではないので、軽く打ち明けられる関係を作りたい」という意見を発表していました。

    また、社会科の側面からも多様な性について正しく理解できるように資料を用いて授業を行いました。

    授業の終末の生徒の感想には

    ・職業で性への偏見を持たない

    ・新しい考えを生み出すことが必要

    ・違いを認め合うことが大切

    などの意見を発表することができました。

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  • 2022年03月02日(水)

    卒業おめでとうございます!

    3月1日(月)に楠隼高等学校第5回卒業式を行いました。

    新型コロナウイルス感染症対策のため,卒業生,教職員,保護者,来賓数名の限られた人数での実施となりました。

    各クラスの代表に卒業証書が授与され,楠隼での充実した6年間ないし3年間の学校生活に思いもひとしおだったようです。

    卒業証書授与の様子

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    校長式辞の様子

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    送辞の様子

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    答辞の様子

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    式の後は各クラスでLHRが行われ,クラス一体となって感動に包まれていました。

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    卒業生の皆さん,楠隼での生活を胸に,新たな一歩を踏み出してください。楠隼全体で応援しています!

  • 2021年11月01日(月)

    中2 南西諸島探訪代替研修

     10月28日(木),29日(金)に,南西諸島探訪の代替研修を行いました。28日は学校で,「内之浦宇宙空間観測所について」や「南西諸島探訪の地理的・生物学的アプローチ」と題して,学年の丸田先生,益山先生,黒石先生による講義を受けました。午後からは,鹿児島県立博物館から,鈴木館長と上舞学芸主事を迎えて,「北琉球・中琉球の自然と動物」をテーマに講義をしていただきました。奄美や屋久島の映像や,アマミノクロウサギ,ハブなどの剥製を多く持ってきていただき,生物の分布境界線などのお話をしていただきました。

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     29日は,佐多岬や神川大滝公園,内之浦宇宙空間観測所へ出かけ,フィールドワークを行いました。佐多岬では,ガジュマルの木などの南国の植物を見ることができたり,硫黄島や開聞岳を眺めたりすることができました。内之浦宇宙空間観測所では,ロケットの打ち上げ間近とのことで,全ての施設を見ることはできませんでしたが,大きなアンテナ周辺や資料館の散策を行いました。

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  • 2021年05月28日(金)

    生徒総会が行われました!

    5月27日(水)に生徒総会が行われました。

    新型コロナ感染症対策として,今年度は中学校・高校分かれての開催となりました。

    「学校生活を豊かにするためには」をテーマとして,各学級で話し合われた意見をもとに話し合いが進みました。

    限られた時間ではありましたが,多くの生徒が意見を出し合い,充実した話し合いができました。

    中学校 生徒総会の様子

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    高校 生徒総会の様子

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    今回の話し合いを受けて,生徒会を中心に豊かな学校生活作りを進めてほしいと思います。

  • 2021年04月13日(火)

    今週の中学1年生

    学級の様子01

    学級の様子02

    中学1年生が入学し,3日経ちました。

    これまでのスケジュールは

    入寮オリエンテーション

    寮生徒会オリエンテーション

    入学式

    教科書配布

    課題実力考査

    学級組織づくり(係分担,掃除当番,給食当番)

    学校オリエンテーション

    身体計測  など

    3日間で多くの活動を行いました。

    生徒の様子をPDFでも掲載します。

    1年生の様子[PDF:38MB]

    ※閲覧には保護者専用パスワードが必要です。

     

  • 2021年04月08日(木)

    新学期スタート!

    暖かな春の日差しがそそがれる中,楠隼中学校・楠隼高等学校の新任式・始業式が行われました。

    新任式の様子

    石神教頭(高等学校)

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    迫田事務長

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    黒石教諭(中学校社会)

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    益山教諭(中学校理科)

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    田中教諭(中学校英語)

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    武富教諭(高等学校国語)

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    山下教諭(高等学校理科)

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    荒木教諭(高等学校体育)

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    山元教諭(音楽)

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    宮﨑教諭(高等学校英語)

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    古賀教諭(養護教諭)

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    井上教諭(高等学校地歴公民)は都合により欠席,北原教諭(家庭科)は本務校(志布志高等学校)への出席のため欠席でした。

    新任者とともにチーム楠隼で新学期を盛り上げていきます!

  • 2020年12月17日(木)

    避難訓練 ~火災が発生しました!~

    12月15日,7校時に火災を想定した避難訓練および寮避難訓練が行われました。

     

    楠隼では,学校で災害が発生した場合の避難訓練に加え,寮で災害が発生した場合の寮避難訓練が行われるのが特徴的です。

     

    学校の避難訓練では,担任の先生の指示を聞き,真剣に取り組む様子が見られました。

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    寮の避難訓練では,先日行われた中高混成舎室替えで決めた班長,フロア長が先導しての避難が行われました。

    また,生徒だけでなく,寮監の方々も訓練に参加しています。

    深夜に火災が起きた想定でしたが,生徒達の率先した避難が求められる中で中心的な役割を担うフロア長などがしっかりと仕事をこなしました。

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    災害が起きたときに身を守る動きができるよう,日頃の訓練を大切にしていきましょう。