その他の学校行事

  • 2023年03月02日(木)

    第6回卒業式【楠隼高校】

    3月1日(水),高校の卒業式を行いました。楠隼で3年間又は6年間研鑽を続けた彼らの顔つきは精悍なものになっていました。

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    思わず涙ぐんでいる彼らの姿が印象的で,とても感動的な卒業式でした。

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    新型コロナウイルスの影響が最も大きい学年で,中学校の卒業式や海外研修までもが中止になり,もどかしさも多かったと思われます。

    その中でも,限られた行事を精一杯前向きに取り組んだ彼らは本当に立派でした。

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    最後のLHRでは,学級担任から一人一人に卒業証書が手渡され,皆の前で一人一人が最後のスピーチをしました。

    楠隼での成長を感じられる笑いあり,涙ありの感動的なスピーチでした。

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  • 2023年02月21日(火)

    学年末考査を実施しています

    中学校は2月20〜22日の3日間、高校は2月20〜22、24日の4日間で学年末考査を実施しています。

    現学年として最後の考査となるため、これまで以上に真剣に解く姿が見られ,時間いっぱい頑張っていました。

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  • 2023年01月12日(木)

    始業式・大掃除・実力考査(課題実力考査)を実施しました

    1月10日(火),始業式・大掃除・実力考査を実施しました。

    新型コロナウイルスの感染対策として,始業式は放送で行いました。

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    始業式での校長先生の講話を紹介します。

      『  新年明けましておめでとうございます。
        今年もどうぞよろしくお願いします。
        冬休みは少し長めの帰省になった人も多かったと思いますが,家ではゆっくりと過ごせたでしょうか?
        
        いよいよ2023年,そして令和4年度3学期が始まりました。今年の干支は卯年。動物のウサギの跳ぶ姿から,「飛躍」「向上」を象徴する年になります。皆さんにはこの一年,是非,様々な分野で飛躍・向上の年にしてほしいと願っています。
        
        学期の始めにあたり,今朝は「験を担ぐ」ということについてお話をします。
        「験担ぎ」ともいうこの言葉をほとんどの皆さんが聞いたことがあると思いますが,「げん」という漢字はどんな漢字を書くでしょうか。
        漢字は経験とか実験の「験」という字で,この漢字には「縁起,前兆」の意味があります。よく,「縁起がいい」とか言いますよね。
        また,「験担ぎ」の言葉の由来は,いろんな説があるようですが,もともとはこの縁起を担ぐの「縁起」と言う言葉が,江戸時代に流行した逆さ言葉で「ぎえん」と呼ばれ,そこから「げん」となったという説があるようです。
        験担ぎとは,例えば勝負事の前に何かをしたら良いことがあったのでそのことを続ける,具体的には「勝負事や試験の前にトンカツやカツ丼を食べる」とか,「試合で勝ち続けている間はユニフォームを洗わない」とかなどがあります。
        私も結構験担ぎをする方で,例えば靴は左から履くとか,ある朝通勤で通る道を変えたらいいことがあったので,次の日からも少し遠回りでもその道を通るなどをすることがあります。
        
        高校3年生は今週末にいよいよ大学入学共通テストを控えています。
        試験でよく使われる「験担ぎ」としては,お菓子の「キットカットを食べる=きっと勝つ」や,「五角形の鉛筆を持つ=『五角』の読みを『ごうかく』にたとえて」,「机の上にタコの人形を置く=タコは英語で『オクトパス』,『置くと(試験に)パス』などがあり,他にも最近は受験生の神様にすがりたい気持ちに対して,いろんな験担ぎや縁起担ぎのグッズが販売されているようです。
        
        正月には近くの神社などに初詣に出かけ,今年1年の健康・幸せや高校3年生は志望大学の合格祈願をした人もいると思います。
        また,おみくじを引く人も多いかと思います。
        私も初詣をしたらおみくじを必ず引くことにしています。そこでの私の「験担ぎ」というか,こだわりは,「大吉が出るまでおみくじを引き続ける」ということをしています。これまでに一度の初詣で引いたおみくじの最高回数は11回。ちなみに今年は2回目で大吉を引きました。
        
        とはいえ,これらの験担ぎは全て気持ちの問題で,科学的な根拠は何もないのですが,人間,気持ちひとつでその先の行動の結果に影響を与えることはよくあることです。この話は昨年10月に実施したトップリーダー教室の飯山晄郎先生のお話にも通じるものがあります。験担ぎとか縁起とか信じない人もいるかもしれませんが,自分の中にあるルーティーンもそれに近いものがある気がします。
        
        高校3年生の皆さんは,受験を間近に控え,焦る気持ちもあるかと思いますが,是非,自分に合った験担ぎやいつもどおりのルーティーンを行い,できるだけ平常心で試験に臨んでほしいと思います。くれぐれも日頃やらないこと,例えば試験の朝,食べたこともない験担ぎの食べ物を食べて体調を崩さないようにしてください。
        
        さて,この3学期に当たる正月から3月までのことは,昔から「いちげつ いぬる,にげつ にげる,さんげつ 去る」と言われます。「いちげつ」とは1月のこと,「いぬる」は古語で,漢字は「往復,往来」の「往」の字を使って「いぬる」と読み,意味は過ぎ去ってしまうということ,にげつとは2月のことで,逃げるは逃げ去るの逃げる,3月は去る,過ぎ去るの去るです。また,現在は「1月は『行く』」ということもあるようです。
        「1月往ぬる,2月逃げる,3月去る」。つまり1月はあっという間に過ぎ去ってしまい,2月も逃げるように過ぎ,3月もまたたく間に去ってしまう,気がつくと新年度の4月になっていたということがあります。
        そうならないように,皆さんには足をしっかりと地につけて,それぞれの学年の締めくくり,今の学年の有終の美を飾ってほしいと思います。
        
        新型コロナ感染症に対しては,鹿児島県でも先日1月5日の発表で5,200人を超える感染者数が発表され過去最高を更新するなど,細心の注意が必要な状況です。また,インフルエンザも流行期に入ったとのことです。
        これから3学期には入学試験や卒業式,中学3年生は海外研修,中学2年生はフロントランナーとの出会い,高校2年生も修学旅行など,たくさんの行事を行う予定にしています。
        感染症が拡大しないように,再びしばらくの間は不自由な寮生活を送ってもらうことになりますが,受験を控えた高校3年生のために,そして自分たちの有意義で楽しい学校生活のために,生徒の皆さんのご協力を是非お願いします。
        
        3学期も心身ともに健康で,みんなでがんばりましょう!』

    また,2023年を気持ちよくスタートさせるために,熱心に大掃除をしました。

    実力考査では,冬休み中の取り組みの是非が問われます。それぞれの手応えはどうだったでしょうか。

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    今年一発目のテスト,ここから2023年がスタートします。2023年も頑張ってほしいと思います。

  • 2022年12月06日(火)

    小論文講座・模試を行いました(高校1年・2年)

    12月3日(土),小論文講座・小論文模試を行いました。

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    第一学習社から講師の先生をお招きし,高校1年生と2年生に分けて講座を実施しました。

    高校1年生には小論文の基本を,高校2年生には小論文の発展的な内容を,講演していただきました。

    その後すぐに、小論文模試を受験しました。

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    この講座と模試を生かして、近年、大学入試等で重要になり続けている小論文の力を伸ばしてくれることを期待します

  • 2022年11月28日(月)

    東大に進学した先輩が進路講演会で講演をしてくれました(高校)

    11月25日(金)に高校の2学期末考査が終了しました。その後の時間を活用して,高校1・2年生向けの進路講演会を行いました。

    講師は本校の高校1期生の浅井修一朗先生です。鹿屋東中から楠隼高校に入学し,見事東京大学理科二類に現役合格した先輩です。現在は東京大学大学院薬学系研究科の1年生として機能病態学研究室に所属し,アルツハイマー病に関する研究に励んでいるそうです。

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    高校時代の勉強方法、大学入試、大学、アルバイト、サークル、東大のカリキュラム、薬学部、研究室、研究内容の話など、先輩が実際に経験したことを話してくださり,生徒は集中して聞いていました。また、最後にはアドバイスや質疑応答もあり、生徒のモチベーションが上がっていく姿が見られました。

  • 2022年11月22日(火)

    2学期末考査・卒業考査

    11月21・22・24・25日(中学校は24日まで,高校は25日まで)に2学期末考査が行われています。

    時間いっぱい,真剣に問題を解く姿が見られました。今から採点が楽しみです。

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    特に高校3年生は,これが最後の定期考査であり,卒業を決めるための考査となります。楠隼教員団との最後の闘いに全力をぶつけてほしいと思います。

  • 2022年11月09日(水)

    中学校 身体測定

    11月8日(火)に中学生は身体測定を行いました。

    身長,体重,視力,色覚(1年生のみ)の項目で行いました。

    生徒たちは,4月に行った身体測定と比較して,成長したことを実感していました。

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  • 2022年11月01日(火)

    中学2年生 職場体験学習

    10月27日(木),28日(金)に中学2年生は職場体験学習を行いました。新型コロナウイルス感染症の影響で過去2年間は開催できませんでしたが,肝付町の企業に協力をいただき,3年ぶりに開催することができました。生徒たちはそれぞれの場所で,普段できない貴重な体験をさせていただきました。

    【職場体験学習の様子】

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  • 2022年10月27日(木)

    人権同和教育講演会

    10月26日(水),全校生徒を対象に人権同和教育講演会が行われました。

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    講師に吉満ふくみ先生(県教育委員会人権同和教育課)をお招きして,「私も大切,あなたも大切」の演題でお話をいただきました。

    講演では,「リフレーミング」や「I(わたし)メッセージを使った伝え方」などの話があり,生徒たちは先生の話を真剣に聞いていました。

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    吉満先生,講演ありがとうございました。

     

  • 2022年10月24日(月)

    全校朝礼

    10月24日(月),全校朝礼が行われました。

    校長講話では,「楽」と「楽しむ」について話がありました。「楽」と「楽しむ」ことで得られるものが異なることや,仲間と試行錯誤しながら達成に向けて頑張ることが大きな力になるという内容でした。

    高校3年生は大学入学共通テストに向けて,中学1年生から高校2年生までは「来たるべき日」のために,今を精一杯楽しみながら過ごしてほしいと思います。

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    〈校長講話 全文〉

     みなさん,おはようございます。
     全校生徒の皆さんにお話しするのは体育祭以来になります。今日は10月24日。あっという間に10月も終わり,2学期も半分が過ぎようとしています。

     さて,私は2学期始業式の時の挨拶で,「自分の目標に向けてまずは行動する」,そして「人の痛みを理解し,相手の気持ちに立って行動する」,この2点を皆さんにお願いしました。
     今朝は,この「行動してみること」に関連して,「楽しむ」ということについて,少しお話をします。

     「楽しむ」は音楽の楽という字を使いますが,この漢字を思い浮かべてみてください。この漢字の由来は,象形文字から来ているようです。上方中央の「白」の部分が楽器の鈴を表し,両サイドの「⺓」の部分がその鈴についた糸飾りを表すのだそうです。
     そしてこの楽器は,神様にお祈りをする時に使われた道具の形がはじまりで,にぎやかな音で神さまを楽しませることから,「音楽」や「たのしい」という気分を意味する漢字になったということです。

     一方,この漢字の別の読み方で「らく」があります。私たち人間は何かをするときにできれば「楽」をして達成したいと思うことがよくあります。「楽してお金を稼ぎたい。」,「楽して勉強ができるようになりたい。」,私だったら「楽して痩せたい。」というように。

     でも,楽して何かを成し遂げたり,何かを得たりすることはなかなか難しいもので,また,そこで得られる達成感も少ないものです。

     みなさんはロールプレイングゲームをしたことがありますか。私は今から30年くらい前,「ドランゴンクエスト」というゲームにのめりこんだ時期がありました。そのシリーズの中で一番印象に残っているのは「ドラクエ3」です。
     レベルがなかなか上がらず,すぐにパーティーが全滅したり,町の人に1人1人話を聞いても役に立つ情報を得られなかったり,所々にあるお城やダンジョンなどのボスにやられたり・・・。また,当時のドラクエには前回の続きをするための「復活の呪文」というものがあり,ただの文字の羅列を確実に書き写しておかないとゲームの続きができなかったのですが,この記録を間違えてしまい,せっかく頑張った前回の続きができず,やり直したりと,本当に苦労しました。
     そうやって試行錯誤しながら,1週間以上かけて,やっとラスボスを倒した時は感動のあまり涙がこぼれました。あの時聞いたエンディングテーマは今でも忘れません。

     一方,その次に出た「ドラクエ4」は,ブームにちょっと乗り遅れてしまったせいもあって,初めて攻略本を買って挑戦し,結局3日くらいであっという間にクリアできました。でも,今はその内容など全く覚えていません。

     少し軽い例えだったかもしれませんが,私にとっては,いろんなことを試行錯誤しながら,失敗しても楽しく頑張れたものがドラクエ3で,一方,楽をして結果は出たけれども,達成感も記憶もほとんど残っていないのがドラクエ4ということになります。

     いろんなことにも通じる気がします。部活動においては,きつい練習だけれども勝利に向かって仲間と乗り越えて頑張っているから楽しいと思えるはず。何かに一生懸命に頑張ることが大事だと思います。

     ただ,勉強についてはなかなか楽しいと思えないのが普通ですので,ここは先日のトップリーダー教室の飯山先生の話を参考にして,あえて「楽しい」と口にして自らを鼓舞する方法もやってみてはどうでしょうか。

     いずれにせよ,今はきつくても,頑張って頑張って頑張り抜いたものは,将来皆さんにとっていい経験や思い出,そしてそれらが皆さんの力になります。必ず成功しなければいけないということはありません。頑張って,頑張って,頑張り抜いた経験は,たとえ結果が失敗であっても,将来の皆さんにとっては大きな力になります。

     高校3年生の皆さんは,共通テストまであと3か月を切って,焦る気持ちもあるかもしれません。でも,先のことを嘆いてもしょうがありません。「明けない夜はない」,「やまない雨はない」。これから長い人生には,たくさんの楽しいことが皆さんを待っています。ですから,腹を据えて,今,目の前にある課題を一つ一つクリアすることに集中して,頑張ってください。

     また,中学生から高校2年生までの皆さんも「来たるべき日」のために,今は楽な方ではなく,あえて試行錯誤しながら行動する方を選び,その行く先々での人との出会いや,苦手なものとのバトルを楽しみながら生活してみてください。

     これから秋が深まるにつれてだんだんと寒くなってきます。まずは健康第一。体調管理には十分気をつけて,残りの2学期を元気に過ごしましょう。