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2022年8月

  • 2022年08月30日(火)

    実力考査,課題実力考査

    8月25日(木),26日(金)の2日間で実力考査(中学校),課題実力考査(高校)が行われました。

    この考査は,出題範囲が指定される定期考査と違い,夏休みの課題やこれまで学習した範囲が出題されました。

    各教室では真剣に解く姿が見られ,時間いっぱい頑張っていました。

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  • 2022年08月19日(金)

    新任式・2学期始業式

    8月18日(木)楠隼中学校・高校の2学期が始まりました。大掃除・新任式・始業式(新任式・始業式は放送で実施)を行いました。

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    新任式では新しいALTの Evan Kittel 先生を紹介しました。とても穏やかで優しい先生です。

    大掃除では暑い中熱心に掃除している姿が素晴らしかったです。

     

    始業式での校長先生の式辞を紹介します。

    『おはようございます。
        楽しみな時間が過ぎるのは本当に早いもので,あっという間に2学期の始業式を迎えることとなりました。
        おそらく,本校が,県内の公立学校で最も早く2学期をスタートする学校になっています。
        夏休みはゆっくりと過ごせたでしょうか?
        夏休み期間中には,中学校部活動の県大会,高校野球部の南部九州大会,高校陸上部 外園君のインターハイ出場など,うれしい出来事が多くありました。それぞれの大会に出場した皆さん,本当にお疲れ様でした。
        
        さて,2学期の始まりに当たり,2点,皆さんにお願いしたいことを含めてお話しします。
        1点目は,1学期終業式でもお話ししましたが,
        皆さんには,この2学期を「初めは小さくてもよいので,一歩踏み出す,行動する2学期にしてほしい」ということです。
        あれこれ考えていても始まりません。まずは動いてみましょう。
        動く前は,遠く前方にモヤモヤとしていて,不安に見える景色も,実際に勇気を出して動き,近くに行ってみると,案外たいしたことはなく,むしろその場では心地よい景色に変わることがよくあるものです。
        鹿児島弁のことばに「なこかい,とぼかい,なこよかひっとべ」という言葉があります。
        郷中教育でよく使われる言葉ですので,聞いたことのある人は多いかと思いますが,ある困難なことを前にして,できない,無理だといって泣くのか,それともその壁を越えようと飛ぶのか,
        「あれこれ考えずに,泣くよりも飛んでしまえ!」 という意味です。
        野球のバッターでも同じです。バットを振らないと何も起きません。
        思い切って振ってみたら,バットに当たって,ホームランが打てるかもしれません。いずれにしてもまずは「振る!」という行動を起こすことが大切なのです。
        「なこよかひっとべ」の気持ちで,行動する2学期にしてください。
        
        もう1点も,1学期の始業式と入学式でお願いしたことで,校訓にある「至誠」の具現化についてです。
      校訓の「至誠」という言葉は,中国の「孟子」という古い書物の中に出てくる言葉で,「至誠にして動かざるものは,未だこれ有らざるなり」という言葉に由来しています。
      どんなに賢くても,理にかなっていても,この上なく誠実でなくては人を動かすことはできないという意味です。人間一人では生きていけません。
      これから様々な分野で未来のリーダーとなるべき皆さんには,「人の痛みが分かる人間,他人が喜ぶことを率先してやろうとする人間」になってほしいのです。
      世界に目を移すと,ロシアによるウクライナへの武力侵攻が続いています。身近なところではいじめの問題や他人への誹謗中傷,そして私たちの学校内でも,「自分さえ良ければ良い」、「他人のことなど気にしない」というような出来事が起こっています。
      「人の痛みが分かる」とは,人の立場に立って、その人にどう接すれば良いか、誠意を持って考えることだと思います。
      自分の周りにいる友人,家族,先生方,寮のスタッフの方々に対して,相手の気持ちに立って行動して下さい。

     「自分の目標に向けて一歩行動する」,そして「人の痛みを理解し,相手の気持ちに立って行動する」
     2学期はこの2点を是非お願いします。

        新型コロナ感染に対しては,まだまだ注意が必要な状況です。
        今年こそは,約20日後にある体育祭で保護者の方々に是非観覧していただきたいと考えています。
        これからしばらくの間は,再び不自由な寮生活を送ってもらうことになりますが,生徒の皆さんのご協力を是非お願いします。
        
        2学期もがんばりましょう!』

    コロナ対策のため,放送による始業式になりましたが,集中して式辞を聞いている姿が印象的でした。楠隼生の2学期の活躍に期待しています。

  • 2022年08月08日(月)

    ダニエル先生のお別れのスピーチ

    7月20日の離任式で,ALTのダニエル先生が話したスピーチを掲載します。

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    Saying goodbye is always difficult. I should know. I have lived in over 9 different houses and three different countries. It is still difficult to say goodbye. When I was a child, I lived in Japan. When I was eight, I moved back to America. Ever since then, I have wanted to come back to Japan. But, because I am an engineer, I didn’t think that I would be able to live in Japan again. Coming back to Japan, being a JET Participant, being an ALT. To me, it’s a dream come true. And I couldn’t have asked for a better placement than here at Nanshun. 
    You are all such amazing students. You want to work hard. You want to learn. You want to achieve your dreams. I admire all of you. Do you know that word? Admire? In Japanese it is: 褒める(ほめる). I admire the students who talked to me outside of class because they wanted to practice English. I admire the students who want to become astronauts, teachers, doctors, engineers, fashion designers, and more. I admire the students who work hard every day to achieve their dreams. And I admire the teachers who put in so much effort to help the students do their best.
     I am happy that I was able to be a part of your journey, your adventure to your dreams. I hope that you can achieve those dreams. I am so excited to see where you will go and what you will do. I am proud to have been able to help you achieve your dreams. 
    Even though I will not be your teacher anymore, I hope you will remember my lessons. Firstly, it is okay to make mistakes. If you never make a mistake, how can you learn? Secondly, try! You will never know if you can do something unless you try it first. And thirdly, have fun. No matter what you do in life, if you can enjoy yourself then you will have a good life. 
    Thank you Nanshun for letting me become a teacher here. Thank you Nanshun faculty for welcoming me and making me feel like I make a difference. Thank you Nanshun students for making me smile, and for teaching me how to be a better teacher. Thank you for telling me about your dreams. Thank you for letting me join the culture festival. Singing was a lot of fun! Thank you for letting me join your classes. Thank you for playing with me. Thank you for laughing with me. Thank you everyone for becoming my home, my Kagoshima family. 
    I have so many happy memories. So many stories of fun times. I will not forget Nanshun. I will not forget all of you. 
    Even though I may not see you again, I don’t want to say goodbye. Goodbye sounds so final. Like we will never meet again. As I said before, saying goodbye is difficult. It is so sad. I don’t want to be sad. I want to meet everyone again. So, instead of saying goodbye. I will say “See you later!” So, またね.

     

     

    とても気持ちのこもった,感動するスピーチでした。生徒たちもこのスピーチを思い出し,失敗を恐れず,夢に向かって挑戦し,人生を楽しんでいってくれると思います。

    ダニエル先生,本当にありがとうございました。

  • 2022年08月02日(火)

    宇宙学について取材を受けました

    本校が独自に取り組んでいる宇宙学について,高校生が取材を受けました。
    宇宙の謎について探究することを通して,どのようなことを学んできたのかを話してくれています。是非,御覧ください。
    https://www.asahi.com/edua/article/14674754
     

  • 2022年08月02日(火)

    南部九州大会に向けて(高校軟式野球部)

    インターハイ出場を掛けて,南部九州大会に出場する軟式野球部(高校)にインタビューしました。

    練習風景

    練習風景

    1 今年のチームはどんなチームですか?

     学年間の隔たりがなく,仲の良さが自慢。エース荒武を中心に最小失点でしのぎ,打線のつながりで粘り勝つチーム。

    2 どのような練習をしてきましたか?

     打力をあげるために一球でしとめる「一本バッティング」と自分で状況を考えて打つ「フリーバッティング」をしている。守備練習では,シートノックの他にピンチの場面を想定した連係プレーも練習している。

    3 県大会を振り返って

     南部九州大会をかけた準決勝では先制されたものの集中をきらさずに逆転することができた。鹿実との決勝では,相手の流れにのまれ,自分たちのペースに持ちこむことができなかった。

    4 南部九州大会に向けて

     全国大会を目標に練習に取り組んできたので,応援してくれている人々に全国出場という形で恩返しできるように絶対に2勝したい。

  • 2022年08月02日(火)

    楠隼人 令和4年度全国高等学校陸上競技大会(インターハイ)出場 男子砲丸投げ

    2022年8月3日(水)~7日(日)に開催される令和4年度全国高等学校陸上競技大会(インターハイ)に男子砲丸投げで出場する高校3年外園康進さんにインタビューをしました。

    南九州大会

    南九州大会

    練習

    練習風景

    1 砲丸投げについて(ルール,魅力など)教えてください

     予選は3投投げて上位8人が決勝へ進み,残り3投を投げます。砲丸投げは最も飛んだ記録で勝負するので,たったの1投で勝負が決まります。それは,この競技の怖さでもあり,面白いポイントでもあります。

    2 どのような練習をしてきましたか?

     楠隼高校は他校に比べて,練習時間が短く,練習環境も完璧に整ったものとは言えないと思います。しかし,その限られた条件の中,量で補えない分,より工夫をし,質を高めていくよう日々,体だけでなく,頭を使いながら練習に励んできました。それが試合本番での自信につながったと思います。

    3 南九州大会を振り返って

     年度明けから,6月の県高校総体まで,目標としていた13mの壁をなかなか超えられずにいました。南九州大会は県高校総体の3週間後で,インターハイ出場の予想が13m50と考えていたので,とても危機感を感じていました。それでも,あきらめず練習を重ねていった結果,南九州大会1週間前から急に記録が伸び始め,最終的には,13m63の大幅な自己ベスト更新で,5位入賞&インターハイ出場を決めることができました。

    4 インターハイに向けて

     全国規模の大会では,今まで見たこともないような強い選手と勝負することになります。しかし,今回私が勝たなくてはならないのは,今までの私自身だと思います。高校生活3年間で培ってきたものを発揮し,最後の最後まであきらめず,全力で臨もうと思います。応援よろしくお願いします。

  • 2022年08月01日(月)

    学校・寮見学会

    7月31日(日)に,学校・寮見学会を実施しました。

    新型コロナウイルス感染拡大防止策と熱中症対策を講じて,午前と午後に分けて実施しました。約200人近くの参加をいただきましたこと,心より御礼申し上げます。

    見学会では,楠隼寮や学校の中を見学したり,生徒の声を聞いたりすることできました。今回の見学会を通して,本校への興味・関心をよりもっていただき,今後の進路選択の判断材料にしていただければ幸いです。

    参加された皆様,お忙しい中御来校いただきましてありがとうございました。

    【受付】

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    【学習室,舎室の説明】

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    【舎室の見学】

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    【在校生による寮の説明】

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    【高校宇宙部によるモデルロケットの打上げ】

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