中学生 新入生誓いの言葉

公開日 2022年04月13日(Wed)

 

中学校の入学式では,永田 誠さんが生徒代表誓いの言葉を力強く述べました。

大きく三点の目標を掲げ,これから始まる6年間の学校生活・寮生活を充実させたいと決意していました。

 

 本日より、私たち第八期入学生六十名も、楠隼中学校の一員となります。そして、このようなすばらしい入学式をむかえられ、本当に感謝しています。校長先生はじめ、諸先生方、本日は入学式を開催してくださり、本当にありがとうございます。

 私は、鹿児島県鹿屋市にあります寿小学校で六年間を過ごしました、永田誠です。これから新たな生活が始まると思うと、不安な気持ちもありますが、楠隼中学校の一員として頑張っていこうと思います。 

 これから、中学校生活を送るにあたり、目標を三点掲げたいと思います。

 一点目は学習です。私は将来医師になり、戦争の被害を受けている国や、飢えに苦しむ人々を助けたいと思います。医師の資格を取るためには、中学・高校で十分な学力をつけ、試験に合格しなければいけません。そのために、全寮制という学業に集中して取り組むことのできる環境を活かして、友人と切磋琢磨し、六年間でしっかり学力をつけたいと思います。また、楠隼中学校は、イングリッシュキャンプや海外大学企業連携研修など、国際的な分野にも力を入れています。自分の医師になるという夢の、さらにその先のためにも、無駄にせず、自分の糧にしたいと思います。

 二点目は部活動です。「文武両道」という言葉があるように、勉強だけやスポーツだけなど、片方の道に偏らず両立することが大切です。部活動で集中力を身につけることで、効率よく学習できますし、自分の好きな活動をすると気持ちがリフレッシュされます。また、友情を深めたり、競い合ったり、先輩方から教えていただきながら、上達し自分のものにしていきたいと思います。

最後に人間関係です。楠隼中学校・高等学校は全寮制、かつ男子校であるため、同じ学年だけでなく、上の学年の先輩とも、より深く、長い時間関わると思います。ですから、共に生活していく中で、考え方に違いが出て、意見が対立することもあると思います。ましてや、初めて顔を合わせる人がほとんどですから、最初ほどそうかもしれません。そのような時にも、相手の意見をしっかりと受け止めて、どうすればいいかを考えることで、今までよりもさらに仲が良くなれると思います。

 以上の三点を中心に頑張り、楠隼中学校での充実した生活を送りたいと思います。

 

令和4年4月7日

新入生代表  永田 誠