3学期始業式 校長講話

公開日 2020年01月08日(Wed)

1月8日(水)の3学期始業式で行われた校長講話の内容は以下の通りでした。

 2020年がスタートした。私は1月3日に肝付町で行われた成人式に出席してきたが,高校1期生も全国から数多く集まり出席していた。新成人を代表して,1期生の先輩が「成人の主張」を行ったが,たいへんすばらしい発表だった。
 今日は,一年の始めなので,年度当初から掲げている皆さんに日々実践して欲しい3つのことについて触れる。
 1 学力向上。進路実現。
 2 人間力向上。(自分から気持ちのいい挨拶(朝・昼・晩),自ら仕事を 見つけて時間いっぱい清掃へ取り組む,文武両道を目指す,読書に励む)
 3 人の心の痛みの分かる人になる。相手の立場に立ってものを考える。 
 まずPDCAサイクルを実践し,しっかり「学力」を向上させよう。
 次に「挨拶」をもっと活発に行ってほしい。出会う人すべてに,笑顔で自ら挨拶を行い,人間力を向上させよう。
 さらにもう一つこうなってほしいという話をする。人の「品位」は,その人の行いに自ずと表れる物事を行うときの格です。品位ある人間は,予感を抱き,物事に思いを馳せながら行動することができる。それは,一朝一夕では身につかない。日常生活の中で身につけていかなければならない。
 さて,高校3年生のみなさん。自ら高く険しい道を選択して冬休みも一生懸命頑張った。最後まで粘り抜いて,自分の未来を切り開いてほしい。応援している。
 中学1年生から高校2年生のみなさん。日本は,本格的な人口減少,少子高齢化の進行,経済のグローバル化,技術革新の急速な進展など,社会のあらゆる面で大きな変革期を迎えている。この変化の激しい社会において,答えの無い答えを求められるような時代がくる。そのような社会では,ずっと学び続けることや何かを努力し続けることが,要求される。何かにチャレンジする,一歩前進するという積極的な気持ちで3学期を過ごしてほしい。
 楠隼生には日々実践してほしい3つのこととともに,PDCAサイクルで自己の研鑽に努めてほしい。これから始まる3学期,そして今年一年が充実した日々となるように期待している。

 
なお,講話の全文はPDFで掲載します。※閲覧には保護者専用パスワードが必要です。

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