2学期始業式 校長講話

公開日 2019年08月20日(Tue)

8月20日(火)に行われた2学期始業式での校長講話は以下の通りでした。

 夏休みはいかがでしたか。7月末に行われた寮見学会・体験授業で運営に協力してくれた人たちありがとうございました。お陰様で多くの方々に参加していただきました。
 今日から2学期が始まりましたが,2学期も皆さんに日々実践して欲しいことは,以前から掲げている3つです。
 1 学力向上。進路実現。
 2 人間力向上。
 3 人の心の痛みの分かる人になる。相手の立場に立ってものを考える。
 2学期は1年で最も長く,多くの行事があります。日々の学校生活・寮生活・行事を通して3つの力をさらに高めていってほしいと思います。
 さて,「Pygmalion effect」という言葉を知っていますか。これは,モティべーションを高くキープするために引用される教育心理学の用語です。具体的には,「人は,他者に期待されれば,されるほど意欲が引き出されて,成績が向上する」というもので,「マイ・フェア・レディ」という映画の原作になったものです。私自身,これまでの教員人生の中で「Pygmalion effect」を実感した経験があります。以前,英語を担当していたクラスの生徒から,将来の夢のために英語をもっと得意にしたいという相談を受けました。アドバイスをすると,その日から私に言われたとおりに毎日英語の課題に取り組み続けました。その取り組みの中で,「私は英語教師として,生徒が伸びることを信じ,生徒自身ももしかしたら自分は英語ができるようになるかもしれないと自分を信じ続けました。」その結果,生徒は英語の力を飛躍的に伸ばしてくれました。みんなもやればできます。自分を信じて,自分の可能性を信じてがんばってみてください。結果は必ずついてきます。
 再来週の土曜日は体育祭です。家族の方々も体育祭を楽しみにしていると思います。これから,暑い中,体育祭の練習・準備でグラウンドに出ることも多くなります。無理しすぎて体調をこわすことのないように,熱中症にかからないように,健康面には万全を期して,楽しい思い出に残る体育祭にしましょう。

 

なお,講話の全文はPDFで掲載します。※閲覧には保護者専用パスワードが必要です。

R10820[PDF:678KB]

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