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2023年6月
2023年06月27日(火)
「第6回佐賀さいこう!企画甲子園2022」に出場して(広報委員より)
高校生徒会広報委員の活動の一環として,ブログ記事の作成を行っています。今回は高校3年北原さんの記事です。是非御覧ください。
写真は企画甲子園で発表した内容を校内の生徒に紹介する様子
「第6回佐賀さいこう!企画甲子園2022に出場して」
昨年度,「第6回佐賀さいこう!企画甲子園2022」に本校から松宮琉太さんと私,北原愛大が出場しました。
私たちは鹿児島県予選会を優秀賞(1位)で通過し,佐賀県で行われた本選に挑むことができました。「佐賀さいこう!企画甲子園」とは,「もしもあなたが県知事であるならば佐賀県のためになにをしますか?」というテーマのもと,高校生がアイデアを考え,それを佐賀県の山口知事の前でプレゼンをするというものです。鹿児島県の予選会では塩田知事の前でプレゼンをしました。
令和5年(2023年)の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」,令和6年(2024年)の「SAGA2024国スポ・全障スポ」の2年連続での九州開催の契機として,様々な分野での関係深化を図り,その絆を未来につないでいくプロジェクト『鹿児島・佐賀エールプロジェクト』の一環として,鹿児島から1チーム(予選会で1位であったチーム)のみが「佐賀さいこう!企画甲子園」の佐賀県本戦に参加することができます。また,本戦に参加する佐賀県の高校生たちも佐賀県での予選会を勝ち抜いたチームです。
私たちがプレゼンをするテーマとしたのは「空き家改築から始まる地域活性」です。「飽きない,商い,空かない,空き家」をコンセプトのもと,社会的に問題になっている少子高齢化からくる空き家を活用して,佐賀県・鹿児島県の魅力を発信できる場所に改築することで地域活性化を図るというものです。実際,鹿児島での空き家数は全国で3番目に多いという事実もあります。
プレゼンを終えて,佐賀県の山口知事から「このテーマというよりも,あなたたちのプレゼンを褒めたい」という言葉をいただき,プレゼンテーション賞をいただきました。
自分が住んでいる場所と違う所の文化を知ることは,ボーダレス化していく社会のこれからの世代を担う私たち高校生にとって重要なことです。この企画甲子園は鹿児島県と佐賀県の両県の文化や特色を様々な面から知ることができるよい機会となりました。協力をしていただいた多くの関係者の方々に感謝します。
かごしま国体のWebページでも紹介されているので是非ご覧ください。
https://kagoshimakokutai2020.jp/p1012/
https://kagoshimakokutai2020.jp/「第6回佐賀さいこう!企画甲子園」への出場報/
(文:高校3年北原)
2023年06月26日(月)
おにぎり会を実施しました。
6月24日(土),期末考査直前に,おにぎり・フランクフルト・飲み物などを生徒へ提供し,生徒のやる気を高めさせることを目的として,PTAの寮務部がおにぎり会を実施しました。
当日は夕方から準備を進め,21時に楠隼ホールでおにぎりなどを振る舞いました。
約60名の保護者の方々に協力していただき,生徒は大喜びでおにぎりを食べていました。
これで,6月27日からの期末考査に向けて元気いっぱいで頑張ってくれると思います。
2023年06月26日(月)
【シリーズ宇宙学】第3回特別講義「事業計画を学ぶ」
本日,本校で6月8日に始動した「宇宙ベンチャー企業と連携・協力した新たな人材育成プログラム」の第3回特別講義が行われました。
今回のテーマは「事業計画を学ぶ」。講師は㈱QPS研究所 代表取締役副社長 COOの市來敏光氏です。これまでの講義でもご協力いただいているQPS研究所の事業計画や経営等を担当しておられます。
日本で1番古い宇宙ベンチャーでもあるQPS研究所が,どのようにしてここまでの知名度となったのか,初号機開発のために1機約10億円もかかる小型衛星製作・打ち上げの費用をどのようにして工面したのかをお話ししてくださいました。
講義の前半は,「ビジネスにするために1番重要な視点を学ぶ」と題して,世界中の企業やイノベーションの成功例・失敗例を挙げながら,「問題発見⇒解決」の重要性を説いてくださいました。我々にも身近な企業の例もあり,大変わかりやすくお話ししてくださいました。
後半は,「QPS研究所の事例ー実現するためにとった事例ー」と題して,市來氏がQPS研究所に入社してから資金を調達するまでの具体的な取り組みをお話ししてくださいました。
市來氏の経験談を聞くことで,「行動をとりつくす」ことの大切さが身にしみたのではないかと思います。
生徒たちも食い入るように受講していました。講義の最後には,高校卒業後からこれまでの市來氏の歩みから,これからの時代を生きていく上でのアドバイスをいただきました。
講義後には,質問のために行列が出来ていました。今回も時間が足りないほど有意義な講義だったようです。
これまでとは異なる視点での宇宙学講義であり,関心のある生徒も多かったのではないでしょうか。
第4回講義は7月6日を予定しています。2023年06月20日(火)
文化祭が大成功しました。
6月17日(土)に文化祭を実施しました。
5年ぶりに入場制限のない文化祭で、大勢の方が来校してくださり、大盛り上がりの文化祭になりました。
今年のテーマは「繋」です。「今年度は,COVID-19流行前の生活と今とを繋ぐ年になると考えた。今年の文化祭は,以前の楠隼らしさを引き継ぎながら,新たな楠隼を創造し,文化祭を盛り上げたい。」という理由で設定されたテーマです。見事にテーマを達成した文化祭でした。
各団体が創意工夫を凝らした発表をし、来場された方の楽しそうな姿が印象的でした。
2023年06月20日(火)
高校宇宙部通信「志す宇宙は無限」6月号
高校宇宙部が毎月発行している壁新聞「志す宇宙は無限」の6月号です。是非御覧ください。
2023年06月19日(月)
高校宇宙部 缶サット甲子園に向けたワークショップへ参加
6月18日(日)に国分高校で缶サット甲子園に向けたワークショップを受講しました。
缶サットとは人工衛星を模した空き缶サイズの衛星のことで,高校宇宙部の活動の一環で製作することになりました。
第1回目となる今回は,千葉工業大学の前田先生を講師として,楠隼高校生,国分高校生を対象に,缶サットの目的や大会,製作方法に関する一通りの説明をしていただきました。午前は実際に電子部品を触ったり,Raspberry Pi Picoと呼ばれるマイクロコントローラーにプログラミングをしてLEDライトを点滅させたりしました。
また,缶サットの落下実験に用いられるパラシュート作りも行い,一人一人がオリジナルのパラシュートをつくりました。
午後からは,Raspberry Pi Picoに気圧センサや加速度センサを取り付ける作業を行いました。初めて行う回路製作に難しさを感じつつ,全員が楽しんで製作に取りかかっていました。今回は気圧と加速度の測定ができる簡易的な缶サットが出来上がりました。
第2回目も実施予定なので,これからも缶サットに関する知識を学び,来年肝付町で行われる全国大会を目指して頑張ります!
最後に今回,このような企画を開催してくださった一般社団法人JPLUS,株式会社パソナのみなさまや貴重な講義をしてくださった千葉工業大学前田先生,送迎などで御協力いただいた肝付町役場のみなさまに感謝致します。
2023年06月16日(金)
文化祭準備が進行中です(その3)
6月17日(土)の文化祭に向けて準備が進んでいます。とうとう文化祭は明日に迫りました。明日の成功に向けて準備を一生懸命している様子が見られました。
文化祭は明日,17日(土)9時~15時10分になります。是非,ご来場ください。また,駐車場には限りがありますので,お乗り合わせの上お越し下さい。
詳しくは本校ホームページをご覧ください。令和5年度文化祭のお知らせ(プログラム掲載) | 鹿児島県立 (pref.kagoshima.jp)
2023年06月16日(金)
文化祭準備が進行中です(その2)
6月17日(土)の文化祭に向けて準備が進んでいます。
2023年06月15日(木)
【シリーズ宇宙学】第2回特別講義「衛星の作り方 A to Z」
本日,本校で6月8日に始動した「宇宙ベンチャー企業と連携・協力した新たな人材育成プログラム」の第2回特別講義が行われました。
今回のテーマは「衛星の作り方 A to Z」。講師は㈱QPS研究所 執行役員 開発部長の上津原正彦氏,オガワ機工㈱ 副社長の伊藤慎二氏,㈱昭和電気研究所 技術部 主幹技師の古賀圭氏です。QPS研究所は,6月13日(米国時間12日)に小型SAR衛星6号機「アマテル-Ⅲ」の打ち上げに成功したばかりです。
はじめに,自分たちの既知の知識を用いて,衛星を作るための26の手順を並べてみるグループワークから講義がスタートしました。
小型レーダー衛星QPS-SAR開発のプロジェクトリーダーとしてご活躍されている上津原氏は,ワーク後の答え合わせに加え,衛星を作るまでの全体の流れについて説明してくださいました。最新技術を取り入れながら行う衛星の設計・開発には,1年半〜5年ほどの期間を要するそうです。
QPS-SAR開発プロジェクトで機械設計と組み立てに携わる伊藤氏は,機械設計に必要なことや心構えについてお話ししてくださいました。観察力や想像力,実践と実感等の大切さは,機械設計に限らず,私たちの日常にも共通するものがあるように感じられました。
QPS-SAR開発プロジェクトで太陽電池パネル・バッテリーパックや制御ユニットの設計・開発等に携わる古賀氏には,衛星の電気的な仕組みについてご説明いただきました。衛星を動かすエネルギーを生み出す太陽電池や,電気を蓄えるバッテリー等について,わかりやすくお話ししてくださいました。また,実際の装置を見せていただき,生徒たちの関心もさらに高まったようでした。講義の最後には,講師の御三方から生徒に向けて熱いメッセージもいただきました。今回の講義も,宇宙開発の最前線の現場でご活躍されている方々からのお話を聴ける大変貴重な機会となりました。生徒たちも皆,真剣に話を聞き,たくさん発言して積極的に講義に参加しており,質疑応答の時間も足りないほどでした。
前回同様,講義後にも講師の方の前に行列ができ,積極的に質問する姿が見られました。
第3回特別講義は6月22日を予定しています。
2023年06月14日(水)
令和5年度 第1回トップリーダー教室
6月5日(月)、第1回トップリーダー教室を行いました。肝付町の永野町長のご紹介で鹿児島銀行代表取締役会長の上村基宏先生が講師をしてくださることになりました。
演題は「かとこの空(くう)」でした。
忖度のない本音を話してくださり、生徒も大きな刺激を受け、大変有意義な講演会になりました。
質疑応答では、一つ一つの質問にユーモアを交えつつも、ズバッと答えてくださいました。質疑応答は45分以上も続き、途中で打ち切らなければいけないほど盛り上がりました。
生徒の感想を一部抜粋して紹介します。
・私のイメージでは年を重ねるごとに考え方は凝り固まっていくものだと思いますが,上村先生は,柔軟な考え方をもっていらっしゃって,その裏には30歳から読み続けている本の力があるのかなあと思いました。
・たくさんの経験をしてきていて,様々な知識を取り込んでいらっしゃる方だからこその確信していることがあって,はっきりと説明してくださり,疑問が生まれない楽しいお話でした。
・上村さんは正直に生きてきたからこそ高い地位にまでのぼりつめたのではないかと感じた。
・毎日がどうなるか,楽しくなるか,苦しくなるかは自分の考え方で決まる。毎日を楽しく生きたいので,物事一つ一つに対する考え方をポジティブにいきたいと思った。
・トップに立つ人間は豪快で,自分のやったことや,やろうとしていることに対して少しの不安も後悔も無さそうに感じた。これからは自分のすることに自信をもち,自分の選択,行動を楽しんでいきたい。
・特に印象に残ったことは「男は惚れた人や大切な人を守るために生きる」というところです。
・初めて同じ志(世界統一)を持つ人に出会えた。凄く明るい気持ちになった。
・僕は最初,勉強ができる子=頭のいい子だと思っていた。しかし,今回の講演で違いが分かった。勉強ができる子はただ勉強ができる子,頭のいい子は世間のことをよく知り行動する子だと分かった。楠隼は次世代のリーダーを育成する学校なので,勉強ができる子,頭のいい子の両方を目指したい。
・「勉強ができる」と「頭がいい」というこの2つの要素を持ち合わせ,社会的にみて「できる人間」という感じの人になりたいと思っています。
・「押しつけられて勉強するよりも自分からやった方がいい」とおっしゃっていたように,僕も毎日の寮での学習も2時間以上自分から率先して頑張ろうと思いました。勉強はいやいやせず,楽しんでしたいです。
2023年06月08日(木)
【シリーズ宇宙学】全国初!宇宙ベンチャー企業と連携・協力した新たな人材育成プログラム始動!!
本校では,今年度,高校の「シリーズ宇宙学」において,全国初となる「宇宙ベンチャー企業と連携・協力した新たな人材育成プログラム」が始動します。
昨今、宇宙開発利用分野における新たなプレイヤーとして、スタートアップや宇宙以外の大企業の参入も相次ぎ、活況を呈する中、宇宙産業人材の育成・確保は喫緊の課題となっています。そこで、次代を担う宇宙産業人材の育成・輩出を目的として本プログラムを実施する運びとなりました。
この新たな取り組みの始動に伴い,本日,その高校1年生を対象とした第1回特別講義が行われました。今回の講師は,九州を代表する宇宙スタートアップ・九州大学発ベンチャーのQPS研究所の代表取締役社長 CEO 大西俊輔氏とファウンダー 八坂哲雄氏です。
(株)QPS研究所は現在、世界トップレベルの小型レーダー衛星を開発・運用し、今後は毎年の衛星複数機打ち上げ、2025年以降を目標に36機の衛星で平均10分ごとの準リアルタイム地上観測データ提供サービスを目指している宇宙開発ベンチャー企業です。
↑実際に製作している衛星(6分の1スケール)
八坂氏は、ご自身の豊富な経験に高校理科で学ぶ内容も織り交ぜながら、宇宙から得られるものや、社会を変える新知識、デブリ(宇宙に浮かぶゴミ)の問題について講義していただきました。
大西氏は、ご自身が宇宙産業に携わるまでのご経歴や衛星との出会い、QPS研究所での衛星打ち上げまでの過程についてお話ししてくださいました。
宇宙業界の最前線で活躍されるお二人の貴重なお話を,生徒たちも真剣に聞いていました。
また、講義の後も積極的に質問する姿も見られました。
来週以降も、QPS研究所の方やそのパートナー企業の方を中心にお招きし、最先端の知識を学んでいく予定です。2学期以降に取り組んでいく探究活動のヒントや課題を見つけるための手がかりになればいいですね。ワクワクする時間はまだまだ続きます。
本校の新たな取り組みや本日の講義の様子について、MBC,KTS,NHK,南日本新聞,読売新聞等の各メディアに取材していただきました。夕方のニュースや明日の朝刊等で取り扱っていただけると思います。ぜひ、ご覧ください。2023年06月08日(木)
【シリーズ宇宙学】全国初!宇宙ベンチャー企業と連携・協力した新たな人材育成プログラム始動!!
将来宇宙ビジネスに関わる人材育成を目的として,高校の「シリーズ宇宙学」において,
宇宙ビジネスの最先端で活躍されている企業等と協力して「宇宙ビジネス連携講座」を実施することとなりました。
県庁で6月8日(木),校長が関係企業や機関と一緒に記者会見を行いました。
これから4回にわたって講座が行われます。
1:6月8日(木)14:35-16:25 第1回特別講義
講師 大西氏・八坂氏(QPS研究所 )
2:6月15日(木)9:40-11:30 第2回特別講義講師 上津原氏(QPS研究所 )・伊藤氏(オガワ機工)・古賀氏(昭和電気)
3:6月22日(木)9:40-11:30 第3回特別講義講師 市來氏(QPS研究所 )
4:7月6日(木)9:40-11:30 第4回特別講義講師 納富氏・石橋氏(Fusic)
2023年06月06日(火)
高校朝礼で生徒が講話を行いました。
6月5日(月),高校朝礼を行いました。その中で,高校の全校生徒の前で高校3年生の有留さんがジオゲッサーというゲームについて話してくれました。
コツを話し、実演もありました。単純なゲームではなく、様々な知識を組み合わせて解答する奥深いゲームだということが伝わってきました。
2023年06月02日(金)
文化祭準備が進行中です(その1)
6月1日(木)から文化祭準備が始まりました。今日から、平日は毎日7限目が文化祭準備の時間になります。企画構想段階ながら、文化祭に向けてワクワクした様子が見られました。