公開日 2023年06月19日(Mon)
6月18日(日)に国分高校で缶サット甲子園に向けたワークショップを受講しました。
缶サットとは人工衛星を模した空き缶サイズの衛星のことで,高校宇宙部の活動の一環で製作することになりました。
第1回目となる今回は,千葉工業大学の前田先生を講師として,楠隼高校生,国分高校生を対象に,缶サットの目的や大会,製作方法に関する一通りの説明をしていただきました。
午前は実際に電子部品を触ったり,Raspberry Pi Picoと呼ばれるマイクロコントローラーにプログラミングをしてLEDライトを点滅させたりしました。
また,缶サットの落下実験に用いられるパラシュート作りも行い,一人一人がオリジナルのパラシュートをつくりました。
午後からは,Raspberry Pi Picoに気圧センサや加速度センサを取り付ける作業を行いました。初めて行う回路製作に難しさを感じつつ,全員が楽しんで製作に取りかかっていました。今回は気圧と加速度の測定ができる簡易的な缶サットが出来上がりました。
第2回目も実施予定なので,これからも缶サットに関する知識を学び,来年肝付町で行われる全国大会を目指して頑張ります!
最後に今回,このような企画を開催してくださった一般社団法人JPLUS,株式会社パソナのみなさまや貴重な講義をしてくださった千葉工業大学前田先生,送迎などで御協力いただいた肝付町役場のみなさまに感謝致します。