公開日 2023年03月08日(Wed)
3月4日(土)、高校1期の卒業生,六尾 圭悟さんと富永 憲亮さんが寮にいらして話をしてくれました。このように,楠隼寮では不定期で卒業生が夜に話をしてくれる寮生夜話という伝統があります。
六尾 圭悟さんは和歌山県出身で日本文理大学工学部航空宇宙工学科を卒業し,現在は日本大学大学院理工学研究科航空宇宙工学専攻の修士1年生です。楠隼に在学中は,剣道部に所属しながら,角田スペーススクールやKIMOTSUKI SPACE CAMP,熊本地震復興支援チャリティーイベントに参加するなど多方面で活躍しました。
富永 憲亮さんは長崎県出身で東京大学理学部地球惑星物理学科を卒業し,現在は野村総合研究所(NRI)で勤務されています。楠隼に在学中は,剣道部に所属しながら,エコノミクス甲子園や高校生クイズ,JAXA主催のキミッションへの参加など多方面で活躍しました。
まず,六尾 圭悟さんは、大学院入試や大学院で研究している内容を話してくださいました。携わった人工衛星がH3で打ち上げられる話や、ハイブリットロケットの発射実験や振動耐久試験の実験の動画の紹介など,非常に興味深い話をしていただきました。
富永 憲亮さんは,現在働いている野村総合研究所でのコンサルタントの仕事の魅力や内容を話してくださいました。普段馴染みがないコンサルタントという仕事ですが,分かりやすく魅力と面白さを話してもらい,生徒の世界が広がりました。
2人のお話の後の質疑応答では,在校生たちは,勉強のこと,部活のこと,仕事のこと,大学のこと,恋愛のことなど時間が足りないぐらい質問をしました。お二方は,その一つ一つに親身に答えてくださいました。
在校生の皆は、楠隼の最初の卒業生の話を真剣に聞いていました。今後も楠隼から,彼らのような今を一生懸命生きている卒業生が世界で活躍してくれることでしょう。