公開日 2020年09月16日(Wed)
9月16日(水)に宇宙生命系,航空工学系,宇宙開発系において宇宙学講義が行われました。
宇宙生命系
講師:山岸 明彦先生(現職:東京薬科大学生命科学部名誉教授)
JAXAの進めているタンポポ計画や生命体の存在する惑星探査の仕方について講義していただきました。
タンポポ計画とは,ISS-JEM(国際宇宙ステーション・日本実験棟)上での微生物の天体間の移動の可能性の検討と微小隕石の検出および生命の材料となり得る有機化合物の解析実験のことです。
生徒たちは地球外生命体の存在に大きく胸を弾ませているようでした。
航空工学系
講師:麻生 茂先生(現職:久留米工業大学 工学部 交通・機械工学科 特別教授)
航空機発展の歴史や揚力の原理,航空宇宙工学の最新研究などについ講義していただきました。
模型に風を送ることで実際に揚力がはたらく様子を確認できたので,生徒たちは大興奮でした。
宇宙開発系
講師:三輪田 真先生(現職:内閣府宇宙開発戦略推進事務局 技術参与)
火星に人類が行くとしたらどのくらいの年月が必要か,どのような課題があるかなどの講義をしていただきました。
生徒たちは,火星に行って戻るためには多くの年月が必要ということを知り驚いたようでした。
宇宙学の論文作成に向けて今回の講義を生かしてほしいと思います。
3人の先生方,お忙しい中,貴重な講義をしていただきありがとうございました。