公開日 2019年12月24日(Tue)
12月24日(火)の終業式で行われた校長講話の内容は,以下の通りでした。
2学期も中1南西諸島探訪から始まり,体育祭,中1・高1農業漁業民泊体験,中2職場体験学習,中3チャイニーズキャンプ,楠隼ウォーキング,高2海外大学企業連携研修,トップリーダー教室などさまざまな行事があった。
私は,高2海外大学企業連携研修を引率したが,UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)では,楠隼生5人に対して1人の大学生が3日間つきっきりで指導してくださった。生徒は,研修中ピアー・インストラクションやグループディスカッションを通して,英語によるプレゼンテーション力を磨き高めることができた。悪戦苦闘の研修だったが,最後は研修をやり遂げた達成感や安堵感から,生徒・大学生・教師が一体となって感動の渦に包まれた。この光景を見て,かつてアメリカの小学校で勤務していた自分を重ね合わせていた。試行錯誤の授業でうまくいかないことも多く,悪戦苦闘の日々だったが,最後は,児童全員から感謝の言葉や手紙をもらった思い出が今でも忘れられない。この研修での経験が,高2生の人生の糧となることを願ってやまない。
また,トップリーダー教室では,寺脇先生に「22世紀まで生きる皆さんが,これから学ぶべきこと,また,それを学ぶやり方」という演題で講演をしていただいたが,人生には無限の可能性があり,長い人生の中でさまざまな経験を積んで,想定外のことにも対応できるように特定の分野に偏らない学習をしていくことやこれまでの価値観を変えていくことの必要性について語っていただいた。諸君には,これからの時代を担うリーダーとして常に意識してほしい内容であった。
あと1週間もすれば,新年を迎える。1年の計は元日にあり。是非,新年の抱負を決めて家族に宣言してほしい。また,冬休みは,普段会うことのできない家族や親戚と過ごし心身のリフレッシュをしてほしい。ただ,高校3年生は,勝負の冬になるので,健康には十分に留意しながら,最後の詰めの勉強を気合いを入れてしてほしい。約2週間の冬休みだが,少し成長した皆さんと3学期会えることを楽しみにしている。
なお,講話の全文はPDFで掲載します。※閲覧には保護者専用パスワードが必要です。
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